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不動産調査について

不動産調査について

1.不動産調査とはなんでしょう。

不動産調査とは、ある不動産について、その物的状況や権利関係、法令上の制限等を調べることです。不動産は、有形で何らかの権利を伴って存在し、都市計画法などの法令上の制限に服しています。

2.不動産調査が必要な場面とは

不動産調査は主に以下のような場面で必要になります。

  • 不動産の売買・交換・賃貸借を行うとき
  • 抵当権・質権等の担保権を設定・実行するとき
  • 不動産の相続・贈与を行うとき
  • 建物等の建築を行うとき
  • 不動産取引の仲介を行うとき
  • 不動産の鑑定評価を行うとき

不動産鑑定や不動産コンサルティングにおいても、不動産調査は必要不可欠なものと言えます。

3.不動産調査の種類

①権利者等からの聞き取り調査

対象不動産の所有者等と面談して行います。

②現地調査

対象不動産のある現地に出向いて行う調査です。対象不動産の形状、間口・奥行、隣地との境界、越境物の有無、インフラの引込状況等を調査し、対象不動産の接する道路や周辺環境等を確認します。

③法令上の制限の調査

対象不動産の建築や開発に関する規制、接面する道路等について、市役所等の担当行政機関で行う調査です。

④法務局等での調査

対象不動産の登記事項について、法務局等において行う調査です。登記事項証明書や公図、地積測量図、建物図面等の閲覧等によって行います。必要に応じて対象不動産の隣接地等についても調べる場合もあります。なお、インターネット(登記情報提供サービス)を利用して調査することもできます。

⑤供給処理施設(インフラ)の調査

水道や下水道、電気、ガス等、供給処理施設の整備状況についての調査です。各々の担当機関、インターネット等でこれらの配管状況等を調べます。

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